いろんなプレイヤーがいて、いろんな考え方もあるのですね

 中学生から大学生、社会人、主婦いろいろな層のプレイヤーが参加していて、村によってはゲームというより、RPで物語を作ろうとしているところもあります。
 先日は勝利重視を露骨に嫌がる人(人狼役)もいて、いろいろな考え方もあるのだな、と思いました。ただ村人の立場から申しあげますと、情報も少なく襲撃もできないので対等の立場じゃないんですけどね。
 id:hourei:20041201さんの記事を都合よく引用すると、人狼というゲームがやりたいのではなく、余暇を誰かと過ごしたい、という気持ちのほうが強いのでしょうか。*1
 人狼BBSをどのように知ったか、というのも関係しているのかもしれません。ゲームなのか、チャットなのか。私は基本的にゲームとして捉えています。この数日間のコミュニケーションは、システムとルールがあって、どちらかの勢力の勝利条件を満たすことによって終了するから、というのが根拠です。まぁここまで書かなくてもいいですが。
 やり取りから物語へ*2で書いたように、リアルタイムで行われたやり取りは、ゲームのかけひきであろうとRPであろうと、あとから物語に移行します。真剣に行われたやり取りならば、物語として移行しても、その場の雰囲気・興奮は伝わってくるでしょう。
 勝利重視を露骨に嫌がる狼の発言をみて、私の心に引っかかりが生じていました。それはゲーム的にまずいだろうというよりも、情報が少ない中、真剣に考えている村人側の心境を理解してほしかったな、という思いでした。

*1:まぁ都合よく解釈しすぎですね。元の引用文は、集まる人が固定しているか流動しているかどうか、というコミュニケーション文化比較にかわってきているのでしょう。

*2:http://d.hatena.ne.jp/gamebook/20041104