タンタロンの100の質問

 私はタンタロンの100の質問というコンテンツ(?)をもっています。*1
 なぜ100の質問の前にタンタロンという名前があるのかというと、かつてゲームブック(パズルの一種に近い)にはタンタロンの12の難題というものがあって、それにあやかってその名前を付けました。
 その12の難題のリプレイをコンテンツにしているブログがあります。「きままにタンタロン」です。
http://ephemeris.cocolog-nifty.com/blog/
 管理人のephemerisさんが、100の質問に答えてくださいました。いわばタンタロンの血がより濃いかたからのお答えですから、ちょっと特別な回答のような気がします。(とはいえ私事により、掲載が大幅に遅れてしまったことをここでお詫びします)
 私が特に注目した箇所はこちらです。

100  最後にひとことお願いします。
ゲームブックも、ジグソーパズルのように
ひとつのホビーとして受け継がれていって欲しいです。

ジグソーはパズルとしてのフォーマット自体は基本的に
まったく同じものですが、絵柄を変えることによって
地味ながらも着実に一ジャンルを確立しているわけで。

ゲームブックもあえて新機軸や凝ったシステムじゃなくとも、
ベーシックなフォーマットを(出版社側で?)あらかじめ用意して、
人気作家や人気作品にストーリーで勝負してもらうような
仕組みができれば良いのになあと思ったりします。
ゲーム(システム)作家+ストーリー作家のコラボという手でも
いけそうですね。

 ジグソーパズルというたとえは非常にわかりやすいですね。私も近いことは考えていました。システムやルールを簡潔に表現できれば、ゲームブックを読んだこどもが作ることができるんじゃないか。またゲームブック畑にいない人も呼び込めるのではないか、と。
 ただこどもの作品がただちに出版できるレベルだとは思えないですし、創土社はまだ異なる見解をお持ちでしょうから、ネットなどを利用したほうがいいのでしょうね。
 ゲームブックを表現するのに印刷を使わなくてもよくなったというのは、こうした活動を広げていくのに喜ばしいことだと思います。
 個別でネットに発表するよりも、特定のサイトが受け皿になって、審査員に評価していただくというのが好ましいのかもしれません。ですがそこまで頻繁にゲームブックの投稿があるのかというと、それもまた疑問でして……。答えがなくてすみません。