カルカソンヌ2 原始の営み

 地形タイルの山から一枚取る。絵柄が合うように配置していくと、原始時代の地図が出来上がっていく。その上にコマを置くことによって得点を稼ぐゲームである。
 自分の手番にすることが少ないので、ルールを覚えること自体は簡単である。
 残りタイルの枚数をチェックしつつ、点数を計算していくとそれなりに頭を使うゲームになる。またタイルの図柄をすべて覚えてカウント(表に向けられたタイルから、山に残っているタイルを予測すること)すればもっと強くなるだろう。私はそこまではやっていないが。
 後半になるとタイルの置き場に迷って時間をロスしがちになる。これを避けるために、あらかじめ各自タイルを一枚引いておくことをおすすめする。他人のプレイを見つつ、手元のタイルを次の自分の手番にどこに置くか考えれば時間の節約になる。
 このゲームは人数が増えてもタイルの数は変わらないので、人数が少ないほうが楽しくゲームができると思う。タイルめくりはちょっとワクワクするので、タイルをめくる回数が増えた方が楽しいだろう。3人プレイをおすすめする。
 あとこのゲームのキモの一つとして、他人の労力をちゃっかりいただいていく「あいのり」がある。私はこれが得意なのでこのゲームは結構好きなのだが、横取りされるのが嫌いな人はこのゲームが嫌いになるかもしれない。