ゲームが少なかったころは、それこそひとつのゲームをやりこんだものだった。

 これはゲームブックも同じだ。
 のちのちゲームがたくさん売り出されるようになってくると、一回しか遊ばなくなったり、積んだまま遊ばなくなっていく。
 初期のファイティングファンタジー作品などは何回も遊んだ記憶があるが、ブーム以降は一冊を何回も遊ばなくなった。
 そのかわりに、新しいゲームブックに手を出したり、ファミコンゲームに手を出したりしていた。
 でも面白かったゲームブックは(斜め読みも含めて)、何回も遊んだ。
 テレビゲームのやり方とは若干違うだろうが、何回遊んでも面白いゲームブックについて考えることも必要だと思う。