RPGのシナリオと小説などとの違いhttp://skoba.hp.infoseek.co.jp/advanced/stmk/difference.html

 これを読んでいると、「火吹山の魔法使い」がTRPGに近いゲームブックであるように思う。
「火吹山」はプレイヤーに与える情報量が多い。
魔法使いの弱点さえ公開している。
プレイヤーはTRPGそのままに、能動的な役割を与えられていた。

それに対して「ソーサリー」等はプレイヤーに与えられる情報は少ない。
この情報コントロールによって、プレイヤーでありながら物語的な面白さを味わうことができるようになっている。
ゲームブックは育つにつれ、TRPGから物語に近づいていった。
それはなぜだろう。
「死のワナの地下迷宮」が成功したからであろうか。
それとも世の中にゲームマスターより、物語作家の方が多かったからだろうか。

まとめたらコラムになりそうだな。