パックマンの生みの親が語る---「ゲームは家庭のツールを目指せ」

http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf/CID/onair/biztech/prom/265684
 9月5日*1のインタビュー版といったところだろうか。

 ゲームのプレイヤーは遊びに対して苦労することを望みません。自分の知っている知識や技術でこなせるかどうかがプレイする動機となります。ですから、一般の方々はロール・プレイング・ゲームなんかを見て、最初何をするゲームかわからないんですね。ゲーム目的がわからないと、もう手に取ってももらえなくなる。

 受け皿を広くする意識を持つべきである。
 昔ゲームブックでもパラグラフになじみのない読者が、1の次に2を読んでしまったということがあったらしい。

 なぜ、こうなったかというと、ゲームの楽しさの要素が10あるとすれば、最初から10出てくるのです。少しづつ小出しにしていけば良いのですけど、最初からどっと出てくる。そうなると一般の人たちはついていけず、ゲーム離れということが起こるわけです。

 この話のあとに「太鼓の達人」や車の話も出てくる。
 ゲームのコントローラーもまた、ゲームをはじめて触る人の障壁になっているかもしれない。
 ちなみに家庭用ゲーム機のコントローラーに格別の変化がないという意見は、10年以上前からちょくちょく言われていることでもある。