ウサギとハリネズミ

http://ejf.cside.ne.jp/review/haseundigel.html
 ウサギのレースゲームである。1マス進みたいときはニンジンを1本、2マス進みたいときはニンジンを3本、手札から場に戻す。
 またこのゲームは3枚のレタスカードを捨てなければゴールができない。
 レタスカードを捨てるためにはレタスのマスに止まらなければいけない。ただウサギどうしは同じマスに止まることができないので、数少ないレタスマスは奪い合いになる。
 また局面が終わりに近づくと、詰め将棋に似た思考が必要になってくる。ゴール近くになるとニンジンの数の調整を行わなければいけない。多すぎるとゴールできないからだ。

 ニンジン調整のシミュレーション

  • ゴールまであと20マスで、ニンジンが210本ならば一度にゴールできる。
  • 210本未満で110本なら、二回の移動でゴールできる可能性がある。
    • (例)10マス+10マス→ニンジン110本(内訳 55本+55本)
    • (例)6マス+14マス→ニンジン126本(内訳 21本+105本)
  • 110本未満なら、三回以上の移動が必要となる。
    • (例)6マス+7マス+7マス→ニンジン77本(内訳 21本+28本+28本)

 3人でプレイしてみたが、このゲームは4人以上でプレイした方がいいような気がする。
 1979年ドイツゲーム大賞受賞。古典に手を出してみたが、悪くないな。