20歳

 話は変わるが、はるか昔に東京創元社ゲームブックのコンテストが行われたことがある。選考委員の一人は、最終選考まで残った作品の作者の経歴から「なぜか20歳を迎えるといいものが書けるようになるようだ」と書いていた(うろおぼえですみません)。
 これを読んだ時、私は中学生か高校生か、という頃であった。早く20歳になりたいと思ったものだった。でも実際20歳になったら、ゲームブックは出版されていなかった。今でもこのことに引っかかりがあるから、今でもゲームブックを書いてみたいなどと思っている(のかな)。