信用はどこから生ずるのか

 あと最後に私が吊られるときの話しをします。(5日目)
 はっきりいえば体調が悪くなり、メモを書いたり照合することが困難な状況になりました。私はゲームより現実生活を優先したいと考えました。しかも貴重な吊りを一手消費してしまい、村のためになったのかは疑問です。
 そういった負い目もあって、残された人のために役にたつよう、遺言を書いておきました。残念ながら、ジムゾン(村人)狂人COの前に、あえなく無駄になってしまいました。
 しかしそれでもちょっと気になることがありました。あれほどみなが私レジーナのことを疑っていたのに、ヨアヒムとモーリッツは信じてくれた。これはどういうことなのだろう。自分を吊りの対象に選び、発言回数を消費して、(役にたつかどうかは別として)村のためになると信じたことを書いていく。私レジーナが自分の行為をできるだけ客観的に説明するとなると、こういう書き方しかできないが、ひょっとすると、こういうところに、人を信じようとするプロセスが含まれているのかもしれない。
 同じようにリーザ(人狼)も、パメラ亡きそのとき彼女の代わりにいろいろ検証し、疑われながらも信用を勝ち取ったというわけで、これがリーザ勝利に大きく役にたつことになりました。