ルールについて たけくまメモをみて感じたこと

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/01/post_4.html

童話作家佐藤さとるによれば、ファンタジーの本質はリアリズムであり、そのリアリティは作品の中にある「ルール」の首尾一貫性に基づく、のだそうです(「ファンタジーの世界」講談社現代新書)。
ここでいうルールとはあくまでも虚構内現実のことで、(中略)理由のないルールの変更はご都合主義と呼ばれます。
とにかく、まあどんな作品にもその作品を成り立たせるルールがあるのだと、そのルールが一貫していれば、それがどんな非現実なお話でも読者はそこに「現実感」を感じるのだということを覚えておいてください。

参考:保坂和志 テーマの代わりにルールを作れ
http://d.hatena.ne.jp/gamebook/20040116#p2
参考:もってけドロボー! 斉藤由多加の「頭のなか」。 ルール
http://d.hatena.ne.jp/gamebook/20040730#p2

虚構内現実にちゃんとした枠組み・下地・法則がある(それをルールと定義する)物語にゲーム性を感じるのじゃないか、と思いました。ちょっと乱暴ですね。(ルールが進化するとよりゲームらしくみえる?)
主人公が成長していく物語のことじゃないですよ。(RPGっぽい物語と呼ばれたこともありましたが)
これはたぶん、ゲームブックにも何か関係していると思います。