コラム未満

親が某漫画家だけど○×で質問に答えるよー

id:ryocotan20080803 からhttp://megalodon.jp/?url=http%3A%2F%2Fwwwww.2ch.net%2Ftest%2Fread.cgi%2Fnews4vip%2F1190571184%2F&date=20070924091154 親が某漫画家だけど○×で質問に答えるよー 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2007/09/…

良いゲームとはなんぞや

島国さんから転載 http://dochikushow.blog3.fc2.com/blog-entry-814.html 「良いゲームというのは出来ることは多彩で、やらねばならない事はシンプルだ」 というのが、俺の持論なので、全くもってこのアメリカ人に同意できる。愛してる。 この辺を履き違え…

ケータイコミックの話から

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/post_b512.html ケータイコミックが若い女性に受け入れられているというお話。 ケータイのコンテンツを利用するのが若い女性であるならば、ゲームもその層に向けたものにしなきゃいけないかもしれませんね。…

翻訳

愛蔵太さんの「翻訳小説が出なくなる」がちょっと気になります。 http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20070311/honyaku 英語圏の、SF・ミステリーの翻訳をしている人はまだマシだけど、たとえば文庫で800円、2万部、翻訳印税5%だと、2万×40で80万円。まぁ…

ラノベの売れ行き

ちょっと気になった記事があります。 http://t-tsukiji.info/2006/12/23-202649.html ライトノベルの売れ行きには、専門店が大きくかかわっていまして。 ここでの「専門店」はアニメイト、とらのあな他です。レーベルによっては、売り上げの3割、場合によっ…

ゲームが変わってきた?

徒然とまとまりのない話です。 http://www.gpara.com/pickupnews/motokore/012/index.php 最近時間が長いゲームは敬遠されているという記事を何度か見かけます。 またニンテンドーDSやWiiはこれまでゲームを買わなかった人や、女性層を取り込んでいるという…

ケータイ版ソーサリーのお話

http://sorcery.gamenovel.net/index_pc.html 私はケータイに疎いので今まで気がつかなかったのですが、ケータイ版のソーサリーのサービスが6月30日で終了のようですね。mixiの情報で知りました。(なお終了のアナウンスは、PCでは探し出せませんでしたが) …

ダウンロード販売はイバラの道

剣社通信の波紋が大きいような気がします。2chのスレでも活発な意見交換が行われています。 この中でゲームブックをデジタルデータにして云々という意見があります。 デジタルデータをどのように配布するかまだ深い意見はないので、配布方法の一つのダウンロ…

ジグソーパズルとゲームブック

ephemerisさんの記事*1から抜粋します。 あと「2月1日の記事」を読んで、私もジグソーパズルのパズルとしての"面白さ"と、ゲームブックを楽しめる人の資質について考えてみたのですが……。 興味の無い人に言わせれば、何でわざわざそんな面倒くさい手間をかけ…

落語

12月30日の深夜に「朝まで生つるべ」という番組がやっていました。 そのなかで笑福亭鶴瓶氏が、自分の周りに起きた出来事を落語にした「私落語」のひとつ、「青木先生」を披露しました。 落語に加工された「青木先生」のお話は、ほろりとくるところを織り交…

顧客

「ビジネスというのは、儲けを生みだすことじゃなくて、お客をつくりだすことなんだよ」と、ピーター・ドラッカーさんは言ったわけですよね。 (ほぼ日刊イトイ新聞) 私が10年前に日本で事業を立ち上げたときには、幸い日本にはもうすでに正規ビジネスによ…

プロットと共感

ハリウッド脚本術2の、ちょっとびっくりした部分。 たとえば、映画においてもっとも人気があるジャンルのひとつはおとぎ話*1だ。事実、映画史上もっとも商業的に成功した作品「タイタニック」が、そのような驚くべき業績をあげた一因は、ゆえに式のプロット…

傑作スリラーの要素

ハリウッド脚本術2 いかにしてスリラーを書くか (フィルムアート社)を読んでいます。 傑作スリラー*1について書かれていたのでメモ。 人生において通常は、深いかかわりを避け、争いに近づかない、比較的無垢な主人公が、突然恐ろしい陰謀の落とし穴にはま…

ルールについて たけくまメモをみて感じたこと

http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2005/01/post_4.html 童話作家の佐藤さとるによれば、ファンタジーの本質はリアリズムであり、そのリアリティは作品の中にある「ルール」の首尾一貫性に基づく、のだそうです(「ファンタジーの世界」講談社現代新書…

援助者を獲得する物語

人狼BBSを大塚英志風に考えるなら、主体と敵対者のどちらが援助者を多く獲得できるか、という構造の物語なのでしょうか。参加者はそれぞれ主体であり、敵対者であり、援助者でもある、という感じです。 だからといって、どうなるものでもないですが。

やり取りから物語へ

"ゲームにおける「物語」への物語論からのアプローチ ―東大ゲーム研究プロジェクト"から http://www.rbbtoday.com/news/20041101/19380.html 明治学院大学の増田泰子氏は、東京大学ゲーム研究プロジェクトの定例研究会で、『ゲームプレイ経験の意味』と題し…

ネットで本を読みますか

http://slashdot.jp/askslashdot/04/09/25/083204.shtml?topic=102 いくつか思いついたことを書きなぐってみる。 ○読みやすさ・検索しやすさ・保存といったものがかかわってくるようだ。 ○雑誌が話題に出てない。写真を多用する傾向がある雑誌は、雑誌自体の…

システムと世界観

ゲームのシステムに関しては、物語の世界観に近いものを感じる。 世界観をルールや資源・駒といった要素の集合(=システム)で表現する。物語の中にシステムを組み込むことによって、物語とゲームとが融合した作品を作ることができる。 葛藤ひとつとっても…

社会思想社の場合

ファイティングファンタジーの場合を書くこともあるかもしれないので、とりあえず資料をピックアップしておく。 イアン・リビングストン氏のインタビュー。FFがD&Dの紹介のために作られた経緯を示している。ゲームブックのファン層がTRPGに流れていったとい…

ファミコンゲームブックに関する誤解?

アタリショックはゲームだけでなく、ゲーム以外の市場の衰退の理由として挙げられることが多い。ゲームブックも粗製濫造から衰退が起こったと唱える人もいる。 ただよく槍玉に挙げられているファミコンゲームブックの双葉文庫は、社会思想社や東京創元社が撤…

今後のゲームブック

これを書いているうちに当スレの議論は下火になってしまった……。 まぁそれは置いといて、これからのゲームブックはどのように変化していくか考えてみる。 先に述べたような遊び方面の進化が起きるだろう。かつて物語にハイパーリンクを組み込んだが、それ以…

冒険

ただこれではあまりにも捉えどころがないともいえる。もう少し範囲を絞ろう。 そもそもゲームブックが何の知識も持たない人にウケたのは、架空世界の冒険に読者が参加できたからである。 そこをからめてゲームブックの定義すると「冒険をハイパーリンクで表…

ハイパーリンク

しかしそれとは別に「物語にハイパーリンクを組み込む」という試みが行われた。TRPGに誘導という当初の目的が達成されても、ハイパーリンクの可能性はまだ行き着いたわけではなかった。この試みは、ゲームブックがTRPGの影響を受けなくなったという段階に到…

TRPGのガイドブックだったゲームブック

ちなみに分岐物語については火吹山の前にも存在しているし、T&Tなどはソロシナリオが先輩として存在している。 だが一般人向けにTRPGを紹介する際に「TRPGのルールをつかわないで冒険を表現する」方式を確立し、それを広めた功績は大きい。もしもT&Tのソロシ…

ゲームブックの定義

ゲームブックの定義について熱い論争が起きている。 http://game6.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1081953902/ まず「火吹山の魔法使い」でS・ジャクソンとI・リビングストンが初めてゲームブックを謳い、それをみていろいろな人が、ふわふわした感覚でゲーム…

快適

Articles: ゲーム開発者による「レベルX」総括〜今のゲーム・昔のゲーム〜 http://www.igda.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=21 我々はいまだゲームを知らない*1より ゲームには、「面白さ」に加えて「快適さ」が要求されている。 そしてコンピ…

心残り

以前苦しさ(わだかまり)がないと、繰り返し遊んでもらえないのではないか、と書いた*1。しかし苦しさというよりも、どちらかというとわだかまりのほうがより比重が大きいと思う。もっと正確に書くならば、「心残り」ではないだろうか。 以前亡霊*2について…

『注文の多い傭兵たち』で紐解く押井氏のゲーム観

http://www.2log.net/home/hikadoro/archives/blog32.html [断絶された他者] とのコミュニティよりも、自己の内部の充実化、[自己との対話] を氏は望む。 コンピュータゲームの特色は、コンピュータに審判役を任せた点である。またゲームによっては、コンピ…

ゲームの「おはなし」

http://www.amusementvision.com/column/plan_10.html この世の中に「おはなし」を書けるメディアは多々あるのに、どうしてゲームを選ぶのでしょうか?(略) ゲームでも、それがあります。適したストーリー、演出、展開があります。そしてゲームは他の媒体…

レビューの難しさ

改めて、エキニュー総研*1の調査レポート1に書いてあるゲームブックのレビューを読んでみた。 ソーサリーとかドルアーガ1のレビューはなかなかのものなのに、残りのレビューのいくつかの出来が悪いように感じた。 いくつかのレビューに、酒井さんの力を借り…