「ゲーム脳報道」へのCESAの対処

http://allabout.co.jp/game/gamenews/closeup/CU20050210A/index2.htm

だいたい『業界団体が困っている様子を報じたい』という思惑で取材・質問されるケースが多いんですけど、『脳科学の分野は未解明な部分も多く、実際のところは何もわかってないので、これから研究を重ねていくんです』という対応をすると、結局向こうもトーンダウンしちゃうんですよ。問い合わせたマスコミの半数以上、5割〜6割くらいは、この企画・記事自体を没にしてしまう。
残りの4割の中には(そういう実態の模様をちゃんと報道するところもありますが)実態の状況を報道しないところもあります。中には『昨今の子供がゲーム漬けになっており、更には痴呆状態になるという説もあるというのでその様子を取材したいのですが』とはじめから決め付けて番組構成された上で質問してくる方もいらっしゃるくらいです。こうした状況を総括して外から見ると目立った動きが見えにくいため、『CESAは業界団体として何か動いても良いのではないか』との意見も戴きました。そういう状態が続いた時期がありましたね。」

なるほど、すでに意図をもって取材を申し込まれるんですね。CESAの反応に納得しました。
メディアは経済的対立に興味を持っていたとみていいのかな。あるいは目に見えるものを求めていて、よくわからないものは記事にできない、という面があるのでしょうか。