キーフック

遠くの話のようにみえながら、じつはひそかに観客自身と関わりを予感させるとき、観客はその釣針(フック)にひっかかって、物語に引き込まれていくのです。
この観客との関わりというのは、具体的な事実関係ではなく、もっと直接的な皮膚感覚に基づくものです。(略)
観客の中に現にありながら、自分自身ではその存在を認めたくない恐怖感、期待感、閉塞感、疎外感、焦燥感、孤独感、等々がこれです。

 フックとは観客の興味を惹くことですが、このキーフックの解説はもう一歩踏み込んでいてわかりやすいですね。キーフックをゲームに取り込むことによって、より参加意欲を高めることができると思います。