新作が出たのはたったの2冊

 チョコレートナイトが出たのは2001年12月。
 魔人竜生誕は2006年2月。
 4年と3ヶ月の期間、新作に期待する人間がどれくらい減少したのか、編集の酒井さんにははっきりとわかっているわけでして。
 これがまた新作の発刊まで4年かかったとするともっと減るかもしれませんね。
 復刊ばかりやればいいんじゃないかという意見はもっともだと思うところもあるのですが、いかんせん私は天邪鬼なところもありまして、新刊がもっと出ていれば魔人竜生誕ばかりが目立つことはなかったんじゃないかとも思うわけですよ。そんな事態が起きていれば、むしろ売れていた部類に入っていた可能性もあるわけでして。
 あ、これは新作連発がゲームブック界隈を救うといっているわけではありません。数が出ればチャンスも増えるとは思いますけど、コストやリスクを無視したらいけないですからね。