3の法則
マンガには3の法則といわれるようなことがいくつかあるようです。
1)登場人物は3回出せ
2)3つに1つは派手なシーンにする
3)3回ひっくり返せ
短編では登場人物をそれほど多く出せません。読者の印象に残るには、登場人物一人一人を少なくとも3回出す必要があるようです。
3つに1つは派手なシーンを交えないと、読者を退屈させてしまいます。以前id:gamebook20060123にて
人間の忍耐は3分、根気は12分。どんなに引っ張っても、3分以内に何も起きないと、誰もがイライラし始めます。(略)一方、逆に、どんな素敵でおもしろいものでも、12分で飽きてしまいます。
という映画におけるテンポを紹介したことがありました。テンポの良さを定義することには意義があると思います。
3回ひっくり返すという対象は、起承転結全般が含まれます。
起承転結の転とは起承をひっくり返すことではありません。
承や結のパートの中にもひっくり返しは存在します。
もののついでといってはなんですが、起承転結も紹介します。