小説では主人公が困惑し、時には逃亡するという展開になる。
主人公が剣が扱えそうだからといって、モンスターといきなり闘おうとするだろうか。
これはリアリティに欠けると読者が判断するだろう。
登場人物がある状況に面したら、なるほど次のような行動をとるだろうという説得力がないと、リアリティを構築できない。
小説の利点は、主人公が内面を語ることである。
主人公の内面に読者が共感できないと、読む気力を失ってしまう。
まぁ展開については、ちょっと決め付け気味のところがあることは私も認める。
しかし決して無視できないことだと思う。