「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」という本がある。

 私はこの本から塩野七生という作家のファンになった。
 この本の舞台となったイタリアと、その歴史にも興味を持った。
 くどいようだが、一冊の本から、一人の作家のファンになり、その舞台に興味を持った。