ザ・ワセダエトセトラ 桝田省治インタビュー 2000年8月

http://www.linda3.co.jp/column/sub.16.0.html
 ピックアップ

  • 人をおもしろがらせるツボは、感情の振り幅である。

 例えばホラーなどは、怖いのとおもしろいのが背中合わせになってるから、この幅をすごく使いやすい。

  • 媒体の違いについて

 小説や広告は、情報が一方的に流れてくるだけだから、構成がかっちりしててわかりやすい方がいい。これはA! でこれはB! とか。
 でもゲームは自分が介入していけるんだから、足りない部分を自分で埋めちゃった方がおもしろい。

  • テーマについて

 例えば小説や映画のテーマの立て方っていうのは多くの場合、「AはBだ」って作者の言いたいことをテーマとして立てる。
 僕の場合は、「Aのことが気になってるんだけど、BだかCだかDだかわからねえんだよな、どう思う?」っていう、迷っている状況がそのままゲームになっている。