ルール
ゲームブックでも、新しい規則やルールについて、検討する必要があると思う。
この点で、最も先鋭化している作家は、フーゴ・ハル氏である。
ちょっとこちらの作品を見ていただきたい。
- ガッチリ掴みましょう(奥谷道草/白夜書房)
http://www.enpitu.ne.jp/usr7/bin/day?id=79672&pg=20040105
奥谷氏はフーゴ・ハルその人である。
読者の指が得点となり、また制約になるというアイデア。読者はこのルールの限界を考えて行動を決定するわけだから、単なるアイデアの域を越えている。まさしく新しいルールだといえよう。
他にアイデアはないかちょっと探してみる。
- 成功の逆が失敗ではなくトラブル発生な判定系
http://www.trpg.net/ML/kataribe-ml/26500/26563.html
判定の失敗や戦闘の敗北が、即死になる状況に疑問を持ってもいいと思う。即死すべてを否定するつもりはないが。
- うそがうそをよぶ
http://d.hatena.ne.jp/gamebook/20031228#p1
主人公がうそをつくもよし、正直になるもよし。ただし正直を通すと行動範囲は狭くなる。うそをつけば、ばれないようにふるまう必要がある。
また何か思いついたら書きます。