ゲームブックの定義
ゲームブックの定義について熱い論争が起きている。
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/cgame/1081953902/
まず「火吹山の魔法使い」でS・ジャクソンとI・リビングストンが初めてゲームブックを謳い、それをみていろいろな人が、ふわふわした感覚でゲームブックを作っていったのだろう。
そのふわふわした感覚のなかにはアーキタイプとプロトタイプが混在している。
「ひと目みただけで何となくゲームブックと感じるもの」をゲームブックのアーキタイプと呼ぶとしたら、まずパラグラフと選択肢、そしてハイパーリンクがこれにあたると思う。
「ゲームブックを見て何を連想し、ゲームブックが何であると解釈したか」ということをプロトタイプとすると、TRPG+本とかコンピュータゲーム+本、if物語ということになるだろうか。
ゲームの種類が少なかったころのゲームブックの定義は簡単なものだったのだろうが、今ではなかなか統一できないものがある。これはゲームの裾野が広がって、プロトタイプが各自異なりつつある、といえるのかもしれない。