2003-07-03から1日間の記事一覧

余談

ゲームブックのドラゴンファンタジーシリーズは、読者に語りかけるような、独特の文体が特徴である。 これは物語の構造によると、ナレーションにあたると思われる。 作者はナレーションによって、読者とコミュニケーションをとっていると考えられる。 これも…

信頼関係

今までにキャラクターと世界観が、作者と、読者またはプレイヤーを結ぶ媒体であると書いてきた。 作者と読者の結びつきができると、そこに信頼関係が生まれると私は思っている。(http://d.hatena.ne.jp/gamebook/20030628#p3) この信頼関係こそ、作品が長…

世界観

ある意味キャラクターよりも、作者の考えがはっきりと表れるものが、世界観である。(ワールドモデルがそれにあたる) ファンタジーやSF、それからゲームというジャンルは世界観の影響が強い。 キャラクターと、仮想世界の結びつきが強いのだ。 もし結びつき…

キャラクター

人が物語をつむぐ限り、キャラクター(http://d.hatena.ne.jp/gamebook/20030601#p1)の配置や行動に、作者の考えが表れてしまうのはごく普通のことである。 読者は物語を読みつつ、これ以上読むか読まないかを判断しているわけだが、その過程で作者からのメ…

昨日の続き…だが漫画からは離れる

物語論辞典(http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya0577.html)によると、物語は五つの要素によって構成されているらしい。 一般的な物語構造は、 1)ストーリー(プロット、スクリプト、エピソード) 2)キャラクター(character) 3)シーン(scene) 4)ナレ…

剣社通信が更新されて、「シャムタンティの丘を越えて」の表紙絵が公開されている。(http://www.soudosha.com/kentu-.html)

東京創元社版よりいいね。 そういえばAFFの公式サイトで、火吹山のイラストの一部が公開されている。(http://www.advancedfightingfantasy.com/exclusives33.htm) こんな形の山だったのか。 癒し手って、むちゃなこといって主人公を山に登らせたんだなぁ。