感情移入

 まぁこれは私だけかもしれないが、はじめてTRPGをやった時に、キャラクターに感情移入することができなかった。これはこれでいいかもしれないが、視野を広くしたいと思って、何回かトライした覚えがある。
火吹山の魔法使い」などの、初期のゲームブックの主人公はゲームのコマみたいな存在なので、小説のように読者側が主人公に擦り寄っていくということがあんまりない。
 あとTRPGのキャラクターを作ったときに、名前を付けることに苦労した覚えがある。おそらく名前を付けるということに、何らかの境界があるのだろう。
 話は戻るが、結果的には感情移入に成功したと思う。キャラクター各々に名前を付け、主義を持たせ、それを遵守させることによって、ぼんやりと理解できたような気がする。まぁこんな回りくどいことをしなくても、キャンペーンなどでキャラクターを使いまわしていれば、もっと早く理解できたかもしれない。