試行錯誤

 もってけドロボー! 斉藤由多加の「頭のなか」。 より
http://www.1101.com/head/index.html
http://www.1101.com/head/2004-01-10.html

公園の砂場のように、
試行錯誤をとおしてものごとの摂理を教えてくれる、
そういうのをすばらしいと思うのです。(省略)
誰がやってもみな同じ結果になるものは、
わざわざゲームとして作らなくても
いっそ映画のように線形の表現をとったほうがよい、
ということになります。(省略)
いいゲームとは、ユーザーによって変化するわけです。
だから古来よりゲームというのは、
紙やビデオテープのような
直線的なメディアでは実現が困難で、
駒やカードやソフトウェアのように、
動的に組み替え可能なメディアが必要となるわけです。

  • いいゲームはユーザーによって変化する
  • 試行錯誤を通してメッセージを込めることができる

 本や巻物自体はゲームに向いていない、と。たしかにパラグラフがないと、基本的にゲームブックは成り立たないだろう(パラグラフ以外に直線的でない紙のメディアというと、辞書になるのかな)。