システムと世界観

 ゲームのシステムに関しては、物語の世界観に近いものを感じる。
 世界観をルールや資源・駒といった要素の集合(=システム)で表現する。物語の中にシステムを組み込むことによって、物語とゲームとが融合した作品を作ることができる。
 葛藤ひとつとっても、例えば善悪の基準ではなくてスコア(早速使ってみました)や資源の量・駒(登場人物や小道具)の影響力・全体の流れといったものを盛り込むことができる。
 読者はこれらの情報をもとに、この先がどうなるか予想しながら読んでいく。結末が予想できるだけの情報を提示すればミステリ調になるし、もちろんそうでなくても物語は成り立つ。状況の悪化や危機を、主人公自身や資源・駒が脅かされることによって表現することができる。
……うーむ、まだ本調子じゃないので、きょうはこれまで。