2003-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ゲームの不思議 一本道かどうか、それは問題ではない(http://www.scoopsrpg.com/contents/mistery/mistery_may03.html)

ゲームブックの手法を用いたマスタリングについて書いてある。 TRPGでは、多彩な展開があっても、プレイヤーにはわからない、ということを述べている。 双方向性を否定している点に特徴がみられる。 機能を絞り込んで、選択の実感を高める方法といえるだろう…

選択の実感

久々にScoopsRPGを覗いてみたら、こんなコラムがあった。

シャムタンティの丘を越えて

シャムタンティの丘を越えて 7月30日発売(http://www.soudosha.com/kentu-.html) スティーブ・ジャクソンのソーサリーが、新訳で登場する。 第一巻は「シャムタンティの丘を越えて」である。(旧名「魔法使いの丘」) カーレがカレーになるのは別にかまわ…

対談『ゼルダの伝説〜風のタクト〜放談』前編(http://www.cg-online.jp/review_column/column/zelda01.html) これは「風のタクト」を題材にあげてはいるが、それだけでは終わっていない。 コンピュータゲームの本質論が書かれている。 本当は重要な発言を…

ドラゴンファンタジーに新作?

わたしたちの外務省探検! ドラゴンファンタジー (外務省(小・中学生用)パンフレット) http://www.mofa.go.jp/mofaj/annai/pr/pub/pamph/g_tanken.html ドラゴンファンタジーといっても、ピップやマーリンは出てこない。 外務省の出したパンフレットの漫…

漫画家発掘「小池一夫塾」開校(http://www.sponichi.co.jp/entertainment/kiji/2003/06/07/04.html)

HPはこちら(http://www.vta.tfc.co.jp/koike/index.html) かつての教え子が講師になっているというところに好感を持った。 ちなみに講師のさくまあきら氏の娘が受講するらしい。(http://sakumania.com/diary/nikki/030607.html) ちょっと笑ってしまった…

小池一夫塾

田舎に住んでいて、それなりに満足して生活しているのだが、どうしても東京にうらやましさを感じる部分がある。 東京には、美術館や劇場、教育機関がそろっている。(あと古本屋もね) 私にとって日常利用するような場所ではないが、あるとないとでは大違い…

このごろ私は物語の研究をしている。

面白い物語に共通することは「逃げられないこと」と「感情移入」ではないだろうかと睨んでいる。(もちろんまだ他にもある) 「感情移入」を引き起こすには、先ほど書いた「こうなって欲しい」「これは避けたい」「謎を知りたい」と読者が思うことを、主人公…

ゲームである以上、一本道の筋書きは避けたいところである。 しかし、そういうことができないときもある。 そういう時はいっそ、ドラマを見たときに起きる視聴者の心理を研究して、気持ちを昂ぶらせた方がよい。 例えば「こうなって欲しい」「これは避けたい…

逃げられない状況

14Tシャツ、欲しいがあきらめた。 ぎりぎりまで、財布と相談したんだがなぁ。 今日は気分を切り替えて、友人と遊ぶつもりだ。

ゲームブックを知る人の中で、きっかけが友人の薦めであった人は多いようだ。 私の場合は、友人から「運命の森」を借りたことがきっかけであった。 読んでみて面白かったので、私はゲームブックを購入した。 当たり前だが、きっと購入しなかったものもいただ…

ちなみにモノを作ることについて、他人のセンスを視野に入れることは重要である。

押井守の発言(http://www.sa.sakura.ne.jp/~straydog/oshii/comingsoon2003u.html#20030307) 他人と仕事をするということは、自分の限界を超えたものを得ること、他人のものを盗むんで自分の物にするということです。一人でやったら絶対に自分の限界を超え…

ARTIFACT(http://artifact-jp.com/)で紹介された記事(http://artifact-jp.com/mt/archives/000534.html)を見ていると、町山広美のインタビュー記事(http://www.hotwired.co.jp/culture/interview/991116/)があった。

大勢の人の意見を気にしすぎる 多ジャンルの人気商品の選択購入を個性と勘違いしている といった過激な意見を彼女は述べている。 きっと帰属意識と防衛本能が、人間にそうさせているのだろう。 このインタビューは99年のものなので、少し古い。 その3年後は…

「ウォーリーをさがせ」は結構知名度があると思われる。

しかし流行の波をまともに被ってしまったものは、それが流行遅れになってしまうと、知名度が売り上げに反映されなくなってしまう。 見えているのにあえて無視する。 アンテナに引っかからなくなる。 見えないところに追いやられる。 流行遅れって、無自覚の…

5月22日の日記に、「ウォーリーをさがせ」のことを書いた。(http://d.hatena.ne.jp/gamebook/20030522)

気になったので、復刊ドットコムで検索してみた。 引っかかってこなかった。 やはり、気にしている人は少ないのだろう。 ゲームブックに関しては、「ウォーリーをさがせ」ではなく、「指輪物語」のようにしぶとくあって欲しいものだ。 「ウォーリーをさがせ…

ハリー・ポッター第1巻の希少な初版本、オークションへ

http://movie.goo.ne.jp/contents/news/NFRJAPAN-116071/ ニュース朝いち430によると、9000ポンド(180万円)で落札されたそうだ。 ハリー・ポッターの初版は300部。 そのうち学校の図書館に200部が寄贈された。 もともと古書店に4000円で売られたものが、オ…

週刊少年『福本伸行』テキスト起こし

http://hw001.gate01.com/karzu/column/fukumoto.html Q36:ギャンブルとは? 福本「勝つって言うんじゃなくて、自分の決めたルールを守るなら、楽しい物。」 ギャンブルは、ハマり具合が強いものだと思う。http://d.hatena.ne.jp/gamebook/20030529#p3 これ…

ナムコの考える"ネットゲーム構想"を聞く

http://www.4gamer.net/specials/cs-neo/csneo2.html ええ,そこで私達は,日本でネットゲームがはやらない理由,逆にネットゲームが流行るために必要な要素とは何か? を考え,一つの"仮定"を導き出しました。(略) つまり,ネットゲームが盛んなところに…

楽しさと苦しさの狭間

「カウンターストライク ネオ」 ナムコの提唱する新しい遊びの文化 より

ところで、もしも同じような性格の二人のキャラクターが、立場などの違いで対峙した時、読者はどんな気持ちになるのだろう。

おそらく、やりきれない気持ちになると思われる。 しかし最後に救いがあれば、そのやりきれない気持ちが解放されるだろう。 放置という手もあるかもしれないが、これは娯楽作品の終わり方ではない。

大阪芸術大学 河南文藝 漫画篇 を読む。

2003年新年号 春号が出ている。 この本は大阪芸術大学が発行している漫画雑誌である。 漫画原作者で有名な、小池一夫が責任編集している。 プロの漫画家と、大学生(アマチュア作家)の作品が同じ雑誌に掲載されているのが珍しい。 この本の中に、小池一夫が…